Bonsai background
ABOUT US

プロジェクトについて

JinShariは、日本の盆栽文化を世界へ展開し、次世代へ継承することを目指して活動しています。

Vision / Mission / Value

私たちの核となる考え

VISION

日本人が培ってきた「自然に対する想像力」を世界中に広める

MISSION

盆栽のデータベースを構築し、最適なアフターケアを提供する

VALUE

AI技術により盆栽の暗黙知を形式知化する

Vision 日本人が培ってきた「自然に対する想像力」を世界中へ

私たちが目指すのは、日本人が長い歴史の中で育んできた「自然に対する想像力」を、世界中の人々に広めていくことです。

01.「想像力が広がる体験」を届ける

私たちが届けたいのは、単なる樹木の管理システムではなく「想像力が広がる体験」です。

文化に触れることの醍醐味は、表面的な事象の背後にある本質を深く掘り下げ、想像することによる「解釈する楽しさ」にあると私たちは考えます。特に日本文化においては、世阿弥の「秘すれば花」に象徴されるように、鑑賞者の想像力に委ねられる部分が多く存在します。その一方で、世阿弥は「観客の視点に立つこと(離見の見)」の重要性も説いています。

私たちは、AIという「翻訳機」を活用し、初心者の方々にもその奥深い世界をナビゲートしたいと考えております。例えば、盆栽の枝ぶりを鑑賞する際に、その背景にある物語やメタファーに思いを巡らせていただくなど、新たな視点と気づきを提供いたします。

02.盆栽を「日本文化」の深みと共に世界へ

現在、盆栽は世界中で「BONSAI」として広く愛好されておりますが、その多くは「鉢植え」としての楽しみ方に留まっており、本来持つ「日本文化」としての深い精神性や美意識を伴って楽しまれているとは言い難い状況です。実際に海外で実施したアンケートでも、日本文化に関心があると回答された方は少数に留まっています。

盆栽には、他の日本文化に通じる美意識が数多く凝縮されており、他の日本文化にも触れることで、盆栽を鑑賞する目も養われます。これは、ドイツ音楽の理解がドイツ文学や哲学への理解によって大きく深まることに類似しています。

例えば、能の「引き算の美学」や、古典文学(方丈記、枕草子、徒然草など)に見られる「無常観」といった日本の美学を知ることで、盆栽の見え方は劇的に深まり、新たな感動をもたらします。

このように、私たちは盆栽を入口とし、その背後にある豊かな日本文化そのものを世界に発信していくことにも貢献したいと考えております。

私たちの盆栽との関わり方

盆栽は、単なる趣味の領域を超え、「ライフスタイル」そのものと深く結びついています。

毎朝の状態を確認し、家を留守にする際には信頼できる方に管理を託し、山道を歩く際にも自然と樹形に思いを馳せる。日常の着眼点や、人との繋がり方に至るまで、盆栽を中心に生活が豊かに回っていく、そんな体験を提供するものと考えています。

私たちが考える盆栽の魅力

あらゆるものがハイスピードで消費される現代において、一つの存在を数十年という長い時間をかけて慈しみ、味わうという体験に、これまでにない価値を見出しています。

一時的な表面的な刺激で終わるのではなく、長い年月をかけて対話し、解釈し、共に育んでいく。そこにこそ、他では得られない豊かな時間が存在します。

変化の激しい現代だからこそ、自分よりも長く生きる存在、長く続いてきたものに触れること。それが、自分の人間性や人格を支える、揺るぎない精神的な柱となると確信しています。

盆栽の写真

JinShari(ジン・シャリ)とは

DEFINITION

  • ジン(神):盆栽の枝先の枯れて白骨化した部分
  • シャリ(舎利):幹が枯れて白骨化した部分

生と死、時間の芸術、造形美等、盆栽の本質を含んだ概念として、世界中の愛好家に知られています。
英語圏ではどちらも「Bonsai Deadwood」か、単にJin、Shariと呼ばれています。

なぜ、日本人はジンとシャリを分けたのか。
一説として、ジンは神、すなわち誇りや神秘性、自然への畏怖。シャリは舎利(仏の遺骨)、転じて幾度も枯死寸前の危機に遭いながらも生きている力強さ、命の尊さを見出していると考えられます。

日本人は、ただの「死」ではなくそこに「物語」を見出しており、この着眼点こそが、私たちが世界へ届けたい日本文化の解釈(メタファー)の面白さであると考えています。

Background Story

プロジェクトの背景

現在、盆栽文化は日本を飛び出し、世界中で「Bonsai」として多くの人々に愛されています。 SNS上のコミュニティでは、日々活発な情報交換が行われ、その熱量は高まる一方です。

一方で、日本国内の盆栽産業は課題に直面しています。 また、新たに盆栽を始める人々にとって、その奥深い世界への入り口は必ずしも広くありません。 生育管理の難しさや、デザインへの美意識の習得は、多くの初心者にとって高いハードルとなっています。

私たちは、テクノロジーと伝統の融合により、これらの課題を解決したいと考えています。 個人が大切に育てている盆栽をサポートし、日本で培われてきた叡智を世界へ届ける。 そうすることで、この美しい文化が、形を変えながらも本質を失うことなく、次世代へと受け継がれていく未来を描いていきます。

プロジェクトの現在

JinShariは現在、シード段階にあります。
数人の熱意あるメンバーと共に、サービス開発と、協力者とのネットワーク構築を進めています。
盆栽を愛するすべての人々と共に、この新しい挑戦を育てていきたいと願っています。